日帰り入院と通院、何がちがうの?

通院して治る病気なのか、手術が必要なのかを相談する

病状を正しくしり、みきわめる

身体の不調があったとき、「とりあえず手術をしたい」と駆け込んでくる患者さんが少なからずいらっしゃいます。
果たして、今現在すぐに必要な手術なのかどうかよく考えてみることも大事です。
いますぐ手術しないと、命に直結するような急性期であればともかく、長いことその病気を宥めながらつきあってきた患者さんは、手術をするタイミングを正しくみきわめることが大事だろうと思うのです。
手術適応の病気であったとしても、家族の介護があって出来なかったり、他に優先すべき病状があったりしてやむにやまれずにその手術の延期をする患者さんもいらっしゃいます。
内科的な治療をして、手術する場所を極力少なくして、負担を減らしていくというのもひとつの戦略であるかと思います。

健康寿命をのばそう

日帰り入院手術で治るのであれば、そのほうがいい!と容易く決断して、あっというまに手術をうけてすたすたと歩いて帰り、保険金を受け取る。
この1文のように、簡単に決断して、物事がすばやくサクサクと進む方は幸せな方だと思います。
現実では、病気を抱えながら、それぞれの家族や生活、仕事がある方の方が断然多いのです。
簡単な手術なのだから、さっさとやってしまおう!とすぐに決断をしたくても、家族の事情や、手術という言葉そのものに恐れをなしてしまう方は少なくありません。
医者としては、万が一の時の合併症を術前の説明としていわなくてはいけないのですが、一度に恐ろしいことをいわれて、怖気づいて手術をやめてしまった方もいらっしゃいます。
日帰りとはいえ、手術は人生の一大事であり、家族の一大事でもあります。
とことん、内容を吟味して、主治医と話し合い保険内容も確認して臨みましょう。


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